純水器メーカー比較!高品質純水器の特徴・価格・推しポイント
純水器はどのようなメーカーが作っているのか知っていますか?
良い商品を購入しようと思ったら
信用できるメーカーの商品を購入したいですよね?
とはいえ、純水器は家電やパソコンなどとは違って
メーカーに関する詳しい情報は、インターネットなどで調べてもあまり詳しく掲載されていません。
「メーカーについて調べようと思ってたくさん検索したのに、欲しい情報が得られなかった」
「どのメーカーの純水器が良いのか結局よくわからない」
この記事は、以上のような方に向けて書いています。
純水器の品質に関して自信をもっておすすめできる3社(オルガノ・栗田工業・サンエイ化学)
を中心に取り上げています。
メーカーの特徴や、どんな方にどのメーカーがおすすめなのかもそれぞれ詳しく記載しているので
記事を読んでいただければ、純水器のメーカー選びに迷うことはなくなります!
では、さっそく紹介していきましょう。
純水器(純水装置)のリーディング企業:オルガノ株式会社
参照:オルガノ株式会社
最初に紹介するのは、水処理のリーディング企業であるオルガノ株式会社です。
普段日経新聞を読まれている方は「オルガノ」の社名を
紙面広告でご覧になったことがあるかもしれません。
東証一部上場で海外(台湾・ベトナム・インドなど)にも拠点を持つ
水処理最大規模の会社です。
純水器においても、最大の流通量を誇っているので
水業界の「トップランナー」といったところです。
早速、オルガノの企業情報から見ていきましょう。
オルガノ株式会社の企業情報
会社名:オルガノ株式会社
所在地:東京都江東区新砂1丁目2番8号(本社)
従業員数:1,023名(2019年3月31日時点)
主要事業
- プラント事業(工場設備の構築・設置)
- ソリューション事業(水処理設備の最適化)
- 機能商品事業
プラント事業とソリューション事業は巨大企業ならではの大掛かりな設備を扱う業務ですが
③の機能商品が純水器(純水装置)関連の事業ということになります。
水をメインに扱っている会社で、こんなに大きなメーカーが存在するなんて
想像もつかなかったという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
「リーディング企業の純水器ってどんなものなんだろう?」
と、興味が高まったかもしれませんね。
では、オルガノが製造している純水器は
どのような機種でどんな特徴があるのか見ていきましょう。
オルガノのカートリッジ型純水器の特徴・価格
ここでは、オルガノのカートリッジ型純水器(Gシリーズ)を紹介します。
オルガノの純水器は、化学や医療などの特定の業界向けのものや、大型の工場で使用するものなど
非常に取り扱いの幅が広いですが
小~中規模の機械洗浄や半導体工場、ご家庭での洗車などに適したタイプといえば
このGシリーズ カートリッジ型純水器です。
中でも特に使い勝手の良いイオン交換樹脂量10Lの機種(G-10)を例に
紹介を進めていきます。
※この後紹介するメーカーもすべてイオン交換樹脂量10Lの機種を案内しますので
メーカーごとの機種の比較をしながらご確認ください。
機種名:G-10
処理流量:50~200L(一度にためて流すことのできる純水の量)
最大採水量:1,900L(1本のカートリッジから採れる純水の量)
重さ:約18kg
水質:1μS/cm以下(電気伝導率。水の純度を計測する指標で、数値が小さければ小さいほど純度が高い。1μS/cmはカートリッジ純水器としては最高級の品質)
価格:最安値:83,763円 相場:10万円前後(2020年2月22日現在)
ざっと以上のような製品情報になりますが・・・
カタログ情報だけでは「結局どうなの?」となりますので、必要情報を簡単に紹介します。
機能面では、リーディング企業というだけあって、非常にバランスが良くデメリットらしいデメリットもありません。
また、オルガノの純水器は代理店が販売しているということもあり
楽天市場での価格を調査して掲載しました。
メーカーの規模や実績などを考えても、安心して購入できる純水器といって良いでしょう。
オルガノの純水器はどんな人・企業におすすめ?
純水装置のリーディング企業であるオルガノの純水器がおすすめなのは
次の項目に当てはまる方です。
- 医療や研究など、特殊な分野で純水を必要としている(オルガノは非常にラインナップが幅広いので)
- 工場への純水装置の設置などコンサルを依頼したい
- 最大手だからこその安心感を求めたい
水業界最大規模:プラント業界に強い栗田工業株式会社
参照:栗田工業株式会社
オルガノは「水処理」のリーディング企業ですが
従業員規模などで比較すれば、「水処理の総合企業」栗田工業の方が勝っています。
栗田工業は、特にプラント(工業設備)の純水器(純水装置)としてよく利用されています。
オルガノと同様、栗田工業についても紹介していきます。
栗田工業株式会社の企業情報
会社名:栗田工業株式会社
所在地:東京都中野区中野4丁目10番1号中野セントラルパークイースト(本社)
従業員数:1,549名(2019年3月31日時点)
主要事業
- 水処理薬品の製造
- 水処理装置の製造
- メンテナンスサービス
栗田工業の特徴としては、クライアントのメンテナンスサービスに力を入れている、という点です。
クライアント企業のニーズや悩みを解決するために商品を開発し
技術力をつけているといった具合です。
プラントといえば、かなり大型の機械装置なので
そこで扱う技術や、求められる品質もかなり特殊な事情を含むケースが少なくないでしょう。
プラントを始めとした工場や企業のニーズに応え続けている栗田工業が、どのような純水器を作っているのか?
具体的に商品の情報などを見ていきましょう。
栗田工業のカートリッジ型純水器の特徴・価格
機種名:デミエックスDX型(DX-10)
処理流量:30~200L(一度にためて流すことのできる純水の量)
最大採水量:1,900L(1本のカートリッジから採れる純水の量)
重さ:約17kg
価格:最安値:102,806円 相場:11~12万円前後(2020年2月22日現在)
水質については、残念ながらメーカーホームページやカタログに記載がありませんでした。
ですので水質を含まない状態での比較にはなりますが
全体的にはオルガノの純水器に近い品質といえるでしょう。
また、栗田工業はKCRセンターという、水処理専門相談サイトを公開しており
わからないことを専用スタッフに相談できるようにしている点が大きな特徴です。
価格については楽天市場での販売額を調査しました。
栗田工業の純水器はどんな人・企業におすすめ?
栗田工業の純水器は
品質面・価格面・企業規模など、さまざまな項目でオルガノとの純水器と似た部分があります。
オルガノにしようか栗田工業にしようかで、迷っている方も少なくないのではないでしょうか?
ポイントになるのは純水器本体の機能よりもむしろ
栗田工業の純水器をおすすめなのは、以下の方です。
- プラントに純水器を導入したい
- 省エネや節水などの純水の使用方法について相談しながら購入・使用したい
- 気になったことや疑問点をその都度KCRセンターに確認したい
品質・価格・サポートの全てで最高級!「実」を取るならサンエイ化学
続いて紹介するのは
当社、サンエイ化学株式会社です。
上で紹介した二社ほどの知名度はありませんが
当社も「純水のプロフェッショナル」として品質にこだわって純水器を提供しています。
少しおこがましいですが、品質にこだわって純水器を選びたい方は
オルガノ・栗田工業・当社サンエイ化学の、3社のいずれかの純水器を選んでいただければ間違いありません!
その理由について企業情報や純水器の特徴などから紹介していきます。
サンエイ化学株式会社の企業情報
会社名:サンエイ化学株式会社
所在地:熊本県荒尾市牛水北城ノ口1652-1
主要事業
- 工業用精製水の製造及び販売
- 事業者向け水処理機器及び消耗品の販売
- 水処理装置の設計・製作及びメンテナンス
- 給水ポンプのオーバーホール及びメンテナンス
当社は「水に困っている人に答えを」をポリシーとして「純水」に特化した会社です。
4事業展開していますが
カートリッジ純水器やボトル型の純水(精製水)を専門的に扱っています!
サンエイ化学のカートリッジ型純水器の特徴・価格
機種名:CP-10
処理流量:最大250L(一度にためて流すことのできる純水の量=250Lは蛇口を目いっぱい開いてちょうど1分間で満タンになる量です。)
最大採水量:1,900L(1本のカートリッジから採れる純水の量)
水質:1μS/cm以下
重さ:約18kg
価格:57,200円
企業規模や知名度以外はオルガノ・栗田工業の浄水器と品質面で全く変わらないのが
数値からお分かりいただけると思います。
高品質ということに関してはこの3社が圧倒的におすすめなので
おさらいのために再度三社の浄水器の情報を確認しておきましょう。
オルガノ(G-10) | 栗田工業(DX-10) | サンエイ化学(CP-10) | |
最大採水量 | 1,900L | 1,900L | 1,900L |
水質 | 1μS/cm以下 | – | 1μS/cm以下 |
処理水量 | 50~200L | 30~200L | 最大250L |
価格(最安値) | 83,763円 | 102,806円 | 57,200円 |
純水器の品質は純度の高い水が、どの程度作れるかということがポイントになるので
最大採水量・水質・処理水量の3点が同等ということは、三メーカーの品質が同等ということになります。
さらに、価格面ではサンエイ化学(CP-10)3~5割ほど安い!
「安いってことはそれなりの品質なんでしょ?」
「壊れやすいんじゃないの?」
といった心配をされるかもしれませんが
そのようなことはありません。
(故障については購入後1年の保守サポートがついていますし、専用のコールセンターでのサポートにも対応しています)
「だったら、なぜ安いの?」
ということですが
主な理由としては3点あります。
- CMや広告などに大きく予算を費やしていないこと
- 製造から販売まで、すべて自社で対応していること
- 全国に営業部隊を配置せず、インターネット販売やコールセンター中心にお客様をサポートしていること
また、営業部隊が全国にない代わりに、使い方や設置・メンテナンスの方法について
ホームページ上で動画を用いて、ていねいに解説しています。
サンエイ化学のCP-10がご希望の方は「カートリッジ純水器.com」にてお買い求めいただけます。
サンエイ化学の純水器はどんな人・企業におすすめ?
サンエイ化学の純水器は以下の方におすすめです。
- 最高級の品質の純水器を安く購入したい
- 本体はもちろん、消耗品・オプション品などインターネットで簡単購入したい
- 使用方法や設置方法、困ったときなどに専門スタッフに相談したい
価格面でどれだけ安いのかは、上の比較表をご覧いただければ歴然ですが
ご多忙の方にとってはホームページ「カートリッジ純水器.com」の手軽さと親切さも嬉しいポイント。
「カートリッジ純水器.com」では、カートリッジ純水器本体の購入はもちろん
カートリッジやイオン交換樹脂などの付属品も購入できます。
また、設置方法や使用方法などを、ホームページ内で動画解説しています。
それでもわからないときは無料のフリーダイヤル(0120-119-257)で質問できます(平日:9時~18時)。
カートリッジ型純水器が必要な際は、企業・個人に関係なく
「カートリッジ純水器.com」をぜひご覧ください。
オルガノや栗田工業の販売店!アズワン
参照:アズワン
インターネットで純水器を探されている方は
「アズワン」というブランド名をよくご覧になるのではないでしょうか?
純水器のメーカーと勘違いされることも多いですが
アズワンは純水器の取扱店で、主にオルガノや栗田工業の純水器を販売しています。
アズワンの自社サイト「AXEL」でも純水器の販売がありますが
Amazonやモノタロウにも「アズワン」として商品を出展しているので
独自のメーカーだと勘違いされることも少なくありません。
逆にいえば、大規模な工場やプラントの場合
オルガノや栗田工業の営業部から直接購入したり、コンサルを受けたりすることができますが
カートリッジ純水器を1本だけ購入したいときなどは、アズワンのような販売店から購入するのが主流です。
オルガノや栗田工業のトップ代理店ということですね!
当社、サンエイ化学は、自社のホームページ「カートリッジ純水器.com」での販売をメインとしていますが
純粋器の業界においては、当社のように自社で販売を行っている企業は他にありません。
なお、アズワンから購入する場合のメリットは「理化学の全てがそろう」という点です。
つまり純水器だけではなく、実験器具や装置、研究に使用するための機器など
純水器以外のものを購入したい場合は、一度に買い物が済ませられるのでとても便利です。
それらを踏まえてアズワンでの購入は以下の方に適しています。
- オルガノや栗田工業の商品を小規模から購入したい
- 純水器だけでなく、そのほかの機器・器具も一緒に購入したい
- ネットで手軽に購入したい
まとめ
純水器には様々なメーカーがありますが、水のプロフェッショナル「サンエイ化学」が品質面で自信をもって紹介できるのは
今回取り上げた三メーカー(オルガノ・栗田工業・サンエイ化学)です。
それぞれのメーカーごとに強みや得意分野は異なりますが
カートリッジ純水器の品質面では、どこも引けを取っていません。
そして、それぞれの強みを理解すれば、用途に合ったメーカーがどこなのかが明確になります。
(3メーカーの強み)
・オルガノ・・・リーディング企業として販売量が最も多いことと、専門業界向けなど守備範囲が広い
・栗田工業・・・プラントに強く、企業向けのコンサルに重点を置いている
・サンエイ化学・・・圧倒的な安さと純水器に特化したサイト「カートリッジ純水器.com」で購入手続きが完結できること
この記事を参考に純水器を選んでいただけたら幸いです。
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