純水機 虎の巻
初期設定・使用方法
ここでは、カートリッジ純水器の使用方法について、わかりやすく解説しています。
エアー抜きの方法や、カートリッジ純水器のサイズに応じた適切な流量などを説明しています。
イオン交換やフィルターによるろ過を効率よく行うため、動画をご確認いただき、正しくご使用ください。
水質計のランプの色で、純水の純度やイオン交換樹脂の交換時期の判断についても説明しています。
初期設定・使用方法の説明
Step01. 運転開始前の確認
運転開始前に次のことを確認ください。
・純水器本体の設置状況
・各接続部品が正確に接続されているか
・水のIN(入口)及びOUT(出口)が正確に接続されているか
・純水の最終出口部分が使用されるポイントへ接続されているか
・通水ラインにバルブなどを接続している場合、すべて【開】になっているか
Step02. 初期通水及びエア抜き
純水器本体の設置状況や各接続部分、水質計の状態に異常がなければ、水道蛇口または、原水バルブ等を開けて通水します。
前処理フィルターハウジングへ水が流入したことを確認したらエア抜きを行います。
水で周辺が濡れますのでタオルを準備しましょう。
ハウジング上部の赤いエア抜きボタンを押さえます。
水が出てきたら速やかにエア抜きボタンから指を離し、エア抜きを止めます。
次に、通水ヘッドのエア抜きプラグを開けます。
水が出てきたら速やかにプラグを閉めてエア抜きを止めます。
後処理フィルターハウジングも前処理フィルターハウジングと同様にエア抜きを行ってください。
Step03. 流量及び水質計の確認
純水器のサイズに対して適正な流量で通水されているかを画面の数値と流水映像を参考に確認ください。
必要に応じて流量計による流量の測定を行いましょう。
水質計を取り付けている場合は、ランプ式なら緑色、LED式ならメーターが左端にあることを確認してください。
Step04. 通水停止及び再通水
通水を停止する場合は必ず元栓を閉じてください。
純水器出口側にバルブ等を取り付けての通水停止は絶対に行わないでください。
純水器やハウジング、配管部分へ水圧がかかり破損や水漏れの原因となります。
また、再通水を行う場合も初期通水と同じようにエア抜きを行ってください。
Step05. 水質確認
常に水質計を確認し、処理水の純度をチェックします。
ランプが赤色またはLEDメーターがオレンジもしくは赤色になった場合は、イオン交換樹脂の交換時期となります。